戯言

ジュニア担の質変わったなあ、私は昔から変わらないなあという懐古ババアの話です。

一回無所担やっちゃうとさ、もうあの楽しさには敵わないんだよねぇ、その時はお先真っ暗もうやってらんね～～～！！！って何度も悲しみのどん底に突き落とされてたけど、今振り返って見たらあの時が一番楽しかったんじゃんね～～～！！！

ってことをこないだ今江の人と話してて、本当にそれな！！！！！！！って固い握手を交わした(笑)

今江担も松田担の私も、今もこうやってジャニーズを辞めずに出世ロードを歩いてきたアイドルを応援しているからこそ言えることだとは思うんだけど。

あの時の何が楽しかったって、

何百人といるJr.の中からビビッときた子を見つけて、

同担は一人も周りにいなかったけど、友達に勝手にげんげんのことを語って(笑)

いろんな人たちのバックについて、

その度にいろんなJr.と組まされて、気づいたら何事もなかったかのように解消される。ここは病みポイント。けど前向きに頑張ってる自担を信じて応援して。

突然ハンドマイク持たせてもらったり、急に一列目で踊ってたり、ソロパートがあったりセリフをもらえたり、雑誌で特集組んでもらえたり。

かと思えば少クラにも出させてもらえなくなって、他のJr.担からは、もうげんげん仕事ないのか、とか勝手に嘆かれて、いやいや今舞台中で少クラ出てる暇ないんだわ！！とか憤慨してみたり。(プンプンしながらも、別に他担に分かってもらえなくてもいいけど、って気持ちもあった。)まつくがSHOCK出てるから今ポジションないんだろうな、どうなるんだろうな…って不安になってみたり。

突然主演舞台に抜擢されて大喜びした日、まさかSHOCKに出演！？って衝撃、数少ない貴重な雑誌の一ページを舐め回すように何度も読み込んで。映った？いた？ってテレビで誰かのバックについた見切れた自担を何度も何度も見たこと。

レポが流れてこないから、目に映る光景を忘れたくなくて、必死にメモしたこと。

今、それが全部全部なくなってしまった。

当時を考えたら贅沢だけど、供給が多すぎる。

思えば、Hey!Say!JUMPの時もそうだった。定期的な供給と言えば、少クラと、平成ファミリーズとHi!Hey!Say!とセブンのラジオくらいしかなくて。暇な中学生、ラジオを録音して電車の中で聞いたり文字起こしして。気に入ったラジオの回はそらで言えるところとかあった気がする(笑)コンサートDVDも何度も何度も見返してた。

大学生になって自由に使えるお金も増えてきて、コンサートに行ける回数も多くなった。最近露出増えすぎてついていけないわ～とか言いながらも自担関係のものは全部チェックできてた時期を経て、CD買うのももう生活の一部って感じで無の境地だよね、でもコンサートは楽しいから行く～！現場最高！って全国を飛び回っていた。JUMP担として一番楽しかったのはその時期かな。

JUMP担の質も変わっていった。目の前のメンバーより遠くの自担　って言葉があったように、自担命！だったJUMP担。他担と入ってコンサートの感想言いあってると、同じコンサート見に行ってるはずなのに全然噛み合わないじゃーんみたいなのが楽しかったし、SUMMARYでやまゆとのリバ団扇持ってる子がファンサもらってるところがDVDに映っちゃってめっ叩きにあったりしてた。

Jr担なんて輪をかけてその傾向にあった。のに。

“突然”“衝撃”“数少ない”“貴重な”全部なくなってしまった。

毎週Youtubeが配信される。毎月いくつもの雑誌に掲載される。もう何度目かの表紙。定期的に上がるアイランドTV。４日に一度のメンバーのweb更新。

始まってすぐは楽しかった。WebもYoutubeも全部スクショしたりして。初めての表紙も嬉しくて買った。

けどそれがずっと続いてる。もうわたしのペースじゃ、全部全部追いきれない。

何より優先したいコンサートや舞台、生の現場。これも定期的にあるわけだけど。当たらない。私は現場に行きたい。

そこで手を出した関西の現場。こっちも、同じように定期的な、大量の供給。この１、２年ですごい増えた。そして当たらない現場。

どんどん、私の好きな子たちが、大衆のものになっていく。Youtube見てキャッキャしてる層は一生Youtube見て騒いでろよ。というのは完全に時代遅れの考え方なんでしょうね。

コンサートに行く、ジャニーズJr.を応援する、ことのハードルがグッと下がった。

KingのEXシアターだって、今じゃ到底考えられないけど一般でもチケット取れたよ。

こんなにツアー当たらないのに、オースティン何であんなにチケット余ってたんだろう。トラジャ全然出なかったらどうしよ～ってJUMP担の友達に話したら、こちとらひばりコン行ってんだからな！オースティンは余裕でしょ！と言われそんなこともあったなあと笑った。

マイナーだけど、私たちしかまだ気づいてないけどこんなにすごいんだよ！ってのが、ない。

最初からあなたたちだけのものじゃないんだけどｗｗｗと笑いたければどうぞお好きにしてください。

アイドルの応援は私にとって完全に消費活動であり、ディズニーランドに行く感覚と変わらない。それは、無所担がこぞってステフォを買い占めていた時代からそうです。

だから、私は見たい動画を見るし、時間がなければ見ないし、〇〇くんのために…！と思ってCDや雑誌を買わないし、行きたいコンサートに行くし欲しいと思ったグッズを買います。

周りが全員黒だと言っても、自分が白だと思ったらそれを簡単に曲げたりしないよね。

と小学校６年生の時の担任の先生に言われたように,私はそういう人間なので、周りが何と言おうとどういう風潮になろうとマイペースにオタクをしていきます。これからも。

それが辛くなったらやめようと思う。所詮趣味なので。

どんどん活躍の場を広げて、夢を叶えていって、やっと安心できるおうちができて嬉しいね！！報われてよかったよ、これからも頑張って！！とは本気で思っているんだけれど、

完全に消費活動だからこそ、げんげんが夢を叶えてくれたらそれでいい☺️とかは全く思えなくて、私は行きたいと思ったコンサートに行きたいし、そこらのにわかファンやジャニヲタ転売ヤーのせいで当たらなくなってるなら胸糞悪いなと思ってしまうのです。

目には目を、歯には歯を、ですよ。そうくるならこっちだってやってやるよっていう人がたくさん出てきても致し方ない状況を作っているのは事務所だと思うよ。

こうやって過去を懐かしんであの頃はよかったな、今は供給が多すぎて、なんて贅沢な悩みは、今活躍しているからこそなんだけど。新しいJr.担の風潮に乗り切れずに懐古していると老害ババアなんて言われちゃうんだろうな。

“完全に消費活動”と言ったら聞こえがいいけど、今なんでこんなことを思うかって、自分がチケット全然当たらなかったから、なだけな気もするし。私ってとことん自分本位、自分中心に世界が回ってるな。